ニューオータニ美術館ホテル / ニューオータニの日本庭園 / 魅せられる…今、注目される日本の陶芸展

http://www.newotani.co.jp/group/museum/index.html
ニューオータニ美術館ですが、なかなかにわかり辛い進入口。
赤坂見附から弁慶橋を渡ってすぐの建物。タクシー乗り場がある建物が入口。
わからなくて清水谷公園まで行ってしまいまったorz
建物は少々昭和くささの残る高層建築。外壁の白壁がそれを増徴させている印象。
建物の壁面にアールがついているのは面白い。
また、清水谷公園のある通りには妙な建築が多いなぁとか思った。
東京にある建築はおしなべて変なのが多くて目に楽しい。(疲れてるときは逆に…
ホテルニューオータニグループ>日本庭園http://www.newotani.co.jp/group/garden/index.html
本日2つ目の庭園はニューオータニホテルの裏にある日本庭園。「400年の歴史」ということで相当古い歴史がある模様。
ニューオータニの営業が1964年開始とのことで、その差に歴然。
ねこの額より少し大きいだろう敷地の高低差を効果的に利用して流水を配置し、庭園内に割かし大きな滝がある。それにぷらすで滝組もある。結構配置的に贅沢ですね。
また、ニューオータニが積極的に管理しているのか、花壇の手入れなどしっかりしているのは流石。
広めの庭園になると管理の大変さからか、多少手の入りが悪いところが散見されるので、この程度の規模の庭園がコスト的にもいいのかなと思った。
また庭園内に何らかの施設、ショップやレストランが設置される場合は庭園のバランスを崩し、流れを絶ちどうにも居心地の悪さが気になるところですが、こちらの庭園は効果的にレストランを隠し、非常に目に障らない設置の仕方で好感を持ちました。しあし、値段は張ると思いますので近づきませんでしたwww
ぬこが3,4匹いるのもポイント高し。垣根を潜り抜けたぬこが、垣根の向こうのにょにんを驚かせたのをみて、マンガみたいwwwと
展覧会(ニューオータニ):http://www.newotani.co.jp/group/museum/exhibition/tougei_200803/index.html
日本の現代陶芸 の関連ページ:http://www.modern-ceramic-art.com/
ガーデンコートをエレベーターで6Fへ。2室という規模の美術館としては名ばかりの、ギャラリーサイズの美術館。
今回は現代陶芸の展覧会。滋賀県立陶芸の森の所蔵の作品が多く、関東圏では見かけない作家が多かったです。
(現代陶芸は割と見てない僕なのでただの見落としの確立も割とある
陶芸=工芸 ということで、「使うことでの美・機能美」という概念が工芸にはありますが、今回の展覧会では、「機能美」ではい、素材の美しさを前面に出す作品群の展覧会でした。
ガラスと土を融合させた花のような作品が気になった。ガラスと陶土というと、言葉の上では異質な感じを受けるんですが「釉薬がガラス化する」とか聞くと、もしかして、見え方は異なるけれども、物質的には非常に均質なものなのかもと感じた。
言語上のセラミックとガラスの間に横たわる距離感と、物質としてセラミックとガラスの間に横たわる距離感のちょっとしたギャップを脳内に感じた。
今回、本(紙)をセラミックでとか、布をセラミックでとか、異なる物質感をセラミックに置換しようという志向性も感じた。