中村正義の美術館[展覧会]「中村正義・顔の自伝」展

http://www7a.biglobe.ne.jp/~nakamura-masayoshi/
細山のバス停をおりて山を5分上ったところにある住宅街にある白い建物が中村正義の美術館。
展示スペースとしては部屋3室分。

以前どこかで、80年代からは個人美術館の乱立が起こってどうのという話があったが、最近個人美術館を巡って思うのは
アトリエを改造して展示室にしているのっていうのは作家の製作環境をも文脈に取り込んで考慮できる、とかそう言う利点がいえるんじゃないかなあと。思った。
「作品はすべて(公立)美術館に」っていうのって、見に行く俺からすると、安くて一度の機会にたくさんの作家見れてラッキーとか言うことになるんだろうけど、「作品はすべて(公立)美術館に」って作家の人格を無視したカタログ的な評価の仕方だと思うし、すごく暴力的な収集の方法だと思う。
「公」という権力から離れたところにあるっていうのは、重要なことでないかと思う。

安定して見られるっていうのは、教育的機会の均等とか言っちゃえるんじゃねとかおもっちゃた。
僻地だからか、客は自分とシルバー1組だけでした。セミ貸切!
アクセス:小田急新百合ヶ丘駅から「よみうりランド行き」バスで15分。バスの本数が1時間に2、3本くらい
細山会館前→細山警察前→明神社前→大久保→細山
 (細山が終わってしまったので明神社で降りてしまった。orz2バス停分走る。
徒歩25分はお勧めしにくい道のりかも。上りすぐる

以前、神奈川近代美術館、鎌倉別館で展示されている、中村正義の「ピエロ」が印象に残っていたのでいつか、行きたいと思っていたところで、近くまで来たので